医療・介護の“崖っぷち”に立たされる八千代

10年後

• 病院予約が数カ月先

急患でもベッドが確保できず、入院を諦めざるを得ないケースが続出。軽症でも深刻化するまで診察を受けられず、結果的に治療費がかさむなど社会全体に負担が広がります。

• 介護中心の生活を余儀なくされる家族

施設の順番待ちが常態化し、家族が在宅介護を抱え込むしかありません。仕事を辞めざるを得ない「介護離職」が一気に増え、家計が崩壊する家庭が後を絶ちません。

• 地域全体の疲弊

働く世代の負担が増えることで、生産性が落ち、市内企業や商店街も活気を失います。医療・介護難民が増えれば住民の満足度は下がり、移住者も期待できなくなります。

20年後

• 人材不足がさらなる深刻化

待遇や労働環境が改善されないままでは、医療・介護を志す若者は減り続けます。結果、施設の運営が回らず、事故や虐待リスクが社会問題に発展する恐れがあります。

• 施設の質が維持できない

人手と予算の不足が続けば、医療機器や建物の更新もままならず、十分なサービスを提供できない施設が増加。入所しても快適とは程遠い状態で、家族の負担も一向に軽減されません。

• 家族崩壊と孤立

在宅介護に追われる家庭では、家族同士のトラブルやストレスが限界を超え、孤独死や虐待など深刻な問題を抱える世帯が増えていきます。

30年後

• 医療・介護システムの崩壊寸前

高齢者が増え続けるのに対し、施設や人材が足りず、必要な医療・介護を受けられない高齢者があふれます。手が回らない市役所は、“火消し”対応に追われるばかり。

• 若者は戻ってこない

地元に安心の医療・介護体制がなければ、「将来のリスクが高い」と敬遠され、若い世代が他地域に移り住んでしまう。八千代の人口構成はさらに歪み、税収も著しく減少してしまいます。

• 市の衰退が決定的

人が減り、税収が減り、支出ばかり膨らむ最悪のスパイラルに陥ります。行政が手を打とうにも資金も人材も足りず、この問題を解決する力が失われてしまうのです。

大沢かずはるの視点

みなさん、これはただの「脅し」ではありません。医療・介護の現場がすでに限界を迎えつつある今、今後も市政がこのまま何もせずに進めば、本当に取り返しのつかない未来がやってきます。私、大沢かずはるは、2025年5月の八千代市長選挙に立候補を予定しています。
「病気になっても、介護が必要になっても、八千代で安心して暮らせる」――そんなまちを実現するためには、医療・介護の仕組みを根本から立て直す必要があります。特別な言葉や難しい仕組みではありません。要は、「無駄に使われているお金や人手を、本当に必要な医療・介護現場に回す仕組み」を作ればいいのです。
私はこれまで、八千代市長や千葉県議、八千代市福祉協議会理事、商工会副会長、日本青年会議所常任理事などを務めてきました。市民の声を聞きながら、公共施設の整備、防災対策、医療誘致など、着実に前に進めてきました。
そして今回、私はこう考えました。「医療・介護の立て直しには、“市役所の仕組み”を変えないとダメだ」と。こうした取り組みは、一見地味に見えるかもしれません。でもこれが、将来の八千代を守る“本当の土台”になるのです。

• 「病院に行きたいけど、何週間も予約が取れない…」
• 「親の介護が重くて、もう仕事を辞めるしかない…」
• 「このままでは、子どもをこの街で育てたくない…」

みなさん、一人ひとりの声が、八千代を変える大きな力になります。まずは、いまこの現実を“自分ごと”として受け止め、危機感を共有することから始めましょう。そして一緒に、安心して暮らせる八千代を取り戻しましょう。